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2008年7月

許すことは忘れること??!

私のお気に入りのエッセイ集に「「許すことは忘れること」」というの

があります。

以下、全文をご紹介しますと、

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「許すことは忘れること」

誰かを許せないと思ったとき、心の中で叫んでいます。

「私は被害者だ。あいつが加害者だ。」

どうしても許せないのなら、許したふりはしないで、許せないとはっき

りした態度で示すことでしか、問題は進まないようです。

でも、その感情を引きずることで、いちばん苦しみ傷つくのは本人な

のですね。

本来許すというのは忘れること。

そんなことがあったということすら、忘れてしまうこと・・・。

そうだとしたら、許すというのは、穏やかさを取り戻す愛の行為にほ

かなりません。

誰かが自分を傷つけたことを許すというより、自分が傷つく体験をし

たことを、自分自身に許すことなのかもしれませんね。

許すことが、自分自身に対する愛だとしたら、ずっと覚えていること

ではなく、愛を注いだ瞬間に、忘れることだと思いませんか?

そのときはじめて、心の中にやすらぎがもどってくることでしょう。

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以上、全文をご紹介しました。

皆様、どう思われますか?

私事ですが、心理学を学ぶにあたって、一人の先生では、考え方に偏りが生じる恐れがあると懸念した私は、三人の先生の講座を渡り歩いたのですが、その中のある先生は、「自分はこんなひどい目にあった。それ故、こんなに心を傷付けられた。だから、あの人(あなた)は嫌いだ」って、口に出して、相手に直接申し出るか、皆に公言したとき、すでに、心の奥底ではその人を許しているのです。」と、おっしゃいました。

知人で、きっぱり、「ボクは、anti○○だ。はよくたばれ○○」と公言している方がいるのですが、その潔さというか、逆に男らしいといか、ほほえましいというか、尊敬してしてしまいます。本当は、心の中では、とっくに許していらっしゃるのかもしれないと、勝手に想像したりして・・。でもまだ、ご本人に確認をとったわけではないので、是非、真相を教えてほしいなあと・・。思っています。

私はといえば、「意地悪な気持ちのあなたなんか大嫌い」だなんて、死んでも本人の目の前では言えないと思います。

(夫や家族には、ほとんど毎日のように言っておりますが・・。これは、例外ですね。)

ということは、一生その人を許せない、一生穏やかな心になれないかわいそうな人間なのでしょうか。

だから、それが出来ない人は、「忘れなさい」ってことかしら。

う~ん、でも、どうしても、忘れられなかったとしたら・・。

スッキリサッパリキッパリ、さようなら~。しかないのでしょうか??

そうすると、なんとなく、虚しく悲しい結末になりそう。

でも、本音でよくよく話し合えば、お互いの誤解が解ける糸口が見つかる事だって実際にあることだと思うのですが・・。

できることなら、相手を色メガネで見ないで、先入観を持たないで、お互いの考え方の違いをお互いに理解し合い、尊重し合いたいものですね。

と考えると、やっぱり、コミュニケ-ションが、何より一番大切ですよね。

それを、どちらかが放棄した時点で、その人との接点は、残念ですが、消えて無くなってしまうのでしょう。

                         ク-ミンでした。

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独断と偏見で「私のお薦めの本」

ドロシ-・ロ-・ノルト博士は40年以上にわたり家族関係についての授業や講演を行い、家庭教育の子育て教育の第一人者。

「「子供が育つ魔法の言葉」」の著者で、日本でも大ベストセラ-になり、さらに、皇太子様が、愛子様の育児について質問された折に、その詩の一部を朗読されました。

全文をご紹介します。

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「子は親の鏡」

けなされて育つと、子供は、人をけなすようになる

とげとげした家庭で育つと、子供は、乱暴になる

不安な気持ちで育てると、子供も不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子供は、みじめな気持ちになる

子供を馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる

親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる

広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ

認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる

見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ

親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る

子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ

守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ

和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

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以上、全文をご紹介いたしました。

何回、読んでも為になることばかりで、我が家では、トイレにこの詩を貼って、毎日自分を振り返っては、反省ばかりしています。

ちなみに、続編「「10代の子どもが育つ魔法の言葉」」という本は、日本で10代の子どもによる事件が多くおきていることを知った彼女が、10代の子どもと向き合う方法を書かれたのだそうで、こちらも10代の子を持つ私としてはお薦めの本です。「本書が10代の旅路を乗り切るヒントとなることを心から願っております。」と著者は、書いておられます。

子育てに関する研究は、日本は欧米に比べるとまだまだ遅れているように思います。

絵本も、日本の絵本もそれなりに良いところがありますが、日本では「絵本」=「幼児向け」という固定観念がまだまだ根強いようです。

外国の絵本は、絵本と言えども侮れない大人が読んでも唸らされるものが多く出版されているように思います。例えば、「たいせつなきみ」マックス・ルケ-ドのシリ-ズ(全4冊)などは、こんなメッセ-ジ性の強い絵本があるなんてと、驚きと感激、感動、目からウロコでした。

幼児向けの絵本でも、外国のもののほうが、やはり、メセ-ジ性が強く押し出されていて、子どもにも好評でした。例えば、「いいこってどんなこ」ジ-ン・モデシットとか、「ぼくにげちゃうよ」マ-ガレット・ブラウンなんか。

自分の心が弱いことで悩んでいる方には、「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」エイレン・N・ア-ロンは、いいですね。サブタイトルは「安心して。あなたの「敏感さ」は欠点じゃない。」です。この本には、本当に勇気付けられました。

日本のものでおすすめは、「ハッピ-バ-スデイ」青木和雄でしょうか。アダルトチャイルド(幼いときに心に傷を受けたまま大人になってしまった人)の子どもは、また同じ運命を辿ることの恐ろしさと、その循環から逃れる術を教えてくれる本だと思います。

以上、勝手に私のお気に入りの本をご紹介させていただきました。

                            ク-ミンでした。

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