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NHKテレビ小説「さくら」

最近、NHKテレビ小説「さくら」に家族ではまっています。外国から見た日本の良いところ悪いところ理解しがたいところを描写しているのですが、これを見ながら私が幼少の頃不思議で仕方なかった母の教えを思い出しました。

*お友達の家に行った時、おばちゃんに「お菓子をどうぞ」と言われても「いいえ、結構です。ありがとうございます。」と断って、それでも勧められたらもう一度断って、更に勧められたら三度目には「ありがとうございます。それでは遠慮なくいただきます。」と言っていただくように。*

おそらく母は日本人が美徳としている「奥ゆかしさ」を教えようとしたのでしょうが、小学生の私にとってはその儀式のようなやりとりが無意味なことのように思えて理解しがたいことでした。

本当は食べたいのにどうしてはじめは断らなくてはならないのか、どうして三度目ならいいのか当時私の疑問はつのるばかりでした。

一方で「どうぞ」と言われたら、嬉しい時には素直にすぐ「ありがとうございます。いただきます。」と言っていただくようにするのが子供らしいという考え方もあります。

はたして、どちらが良いのか悪いのか、相手の年代や受け取り方により様々だと思いますが、私個人としてはどちらかというと思っていることと言っていることが一致しているほうが分かりやすくて好きです。

ただ、やはりそれは相手のタイプや状況に応じて臨機応変に対応することが必要かもしれません。この辺の微妙な兼ね合いは、本当に難しいですね。

人は、十人十色でいろいろなタイプの人がいるということを理解してお互いの違いを認め合い尊重しあうことが大切であると、この年齢になってようやく分かってきた(遅すぎるかも!)ような気がします。

「私だったらこうするのにどうしてあの人はそうしないのだろう。」と、自分と違う考え方や行動に対して違和感を持つのは、自他分離(自分と相手は違って当たり前という認識)がきちんとできていないからだそうです。

私を含め日本人はお互いの違いを認め合うことにまだあまり慣れていないのかもしれません。でもお互いの違いを認め合うことは、自分と相手を尊重し大切にするための原点のような気がします。

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母の教えの中で今でも私が守ろうと努力していることがあります。それは、*人の悪口は、見ざる・言わざる・聞かざる*です。

人は神様ではないので誰でも必ず長所もあれば短所もあります。

父いわく、「自分の短所も相手に受け入れてもらって許してもらっているのだから、相手の短所も受け入れて許せるように努力することが大切。お互い批判しあうのではなく、お互いを許しあい認め合い足りない点は補いあうことが大切。」(父は、H19.3.13に77歳で永眠いたしました。)

人の悪口や陰口を言ったり聞いたりしていると、後味の悪さばかりが残って気分が重く沈んで心の幸せがしぼんでいくような気がします。

それとは逆に、自分の周りをよく見てみるとどんな小さな事でも人の良い面を見つけて感心したり褒めたり感謝したりしている人たちの周りにはやっぱり素敵な人たちが集まって来ているように思います。

そういう人たちに接する度に何とも言えないすがすがしい幸せな気持ちになれます。こんな気持ちを味わう度に子供たちにもしっかりこの母と父の教えを伝えなくてはと思うこの頃です。

最後に私自身が今までの人生で学んだことは、

 人の幸せは心の中にある。                           

 その心の幸せは自分自身でつくるものである。

 全ては自分次第である。

 そのためには、どんなときでも感謝の気持ちを持ち続けることが大   事である。                                  *

これから先更にどんなことを学んでいけるのか自分自身が楽しみです。だから、人生って苦しいけれどそれ以上に楽しいのかもしれません。   

                 ク-ミンでした。

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